第139回 ワイルドの力についての巻


 ワイルドの力。

 イメージとしては原始細胞が近い。何にでもなれる能力。ペルソナ3の主人公の力が「ワイルド」と呼ばれています。



 理想の人生の生き方は、家族がいて、朝起きたときに、「今日は何をしようか!?」と考えるような、朝ごとにまっさらな人生だと思います。

 なかなかこうはいかないけれど。



 土日だというのに、頭の中で前日の仕事を引きずってもやもやしていました。

 よくないと分かっていても、頭が考えることを止めない。月曜日にならないと解決しないと分かっているのに、頭はいつまでもクヨクヨしている。



 洗面台の鏡を見ると、寝癖で髪型が爆発していました。

 そんなときに、芸人スギちゃんの、「ワイルドだろう?」という声とネタが頭に浮かびました。



 ワイルドの力は、ゼロの力、原始の力です。

 自分自身を守るという意味では、一番強い力だと思います。

 ありがとうスギちゃん、ワイルドの力を世界へ広めてくれて。ワイルドの力を思い出させてくれて。



 私は自分の中のワイルドの力を思い出しました。

 別にパジャマはきちんと畳まなくてもよいのです。ワイルドに、その辺に広げておけばよい。

 いつもいつも、きちんきちんとしていなくてもよいのです。それがワイルドの力、原始の力。



 仕事についてなんて、悩む必要なんかないのです。

 私たちは生まれたときは何も仕事を持っていません。私たちは何にでもなることができます。問題の解決方法はひとつではありません。それがワイルドの力、原始の力。

 朝日の光を浴びて、光射す方向へ実際に歩いてみるのもよいと思います。私の友人がそのように言っておりました。



 ついでに。仕事は100点満点で85点あれば十分だと、これは私の父がそのように言っておりました。

 85点まで上げる労力と、85点を90点や100点まで上げる労力とでは、後者の方が圧倒的に労力がかかるそうです。

 85点まで上げれば及第で、次はちがうことに取り組んだ方がよいそうです。100点満点にとらわれないで、自分に優しく、そして自分の中のワイルドの力を思い出していきましょう。



 


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2022/10/23
文責:福武 功蔵