第136回 元気と勇気(エンパワーメント)の巻


 「まどかマギカ」をネットフリックスで見終わって、いろいろと考えさせられました。話の内容は書かずに、気が付いたことをひとつ書きます。

 それは、エンパワーメントという言葉の持つ意味。元気づける、勇気づけるという意味であり、元気と勇気が大切です。

 単に寄り添うだけでは足りない何か。そのことに気付きました。示唆をくれた、今も戦い続けている魔法少女に感謝と応援の気持ちを送ります。



 私たち定命の者が戦うべきものは、無力感だということが分かりました。

 男の子を育てるには、自分の中に持っている力の存在に気付かせることが重要だと思っていました。自分の中に力があることに気付けば、それは元気となり、いざという時に自分の力を信じる心、つまり勇気になります。



 女の子の気持ちは分からないのですが、「まどかマギカ」を見て気付いたのは、女の子も無力感と戦っているということ。自分の中に持っている力の存在に気付かせることは、女の子を育てるにも重要なように思いました。



 別に、力など無くてもいいのだと思っていましたし、ある意味で今でもそう思っています。力が無いことが自分で分かっていて、周囲に素直に助けを求めることができる人は、大勢の力のある人たちが助けてくれます。結果として、自分に力が無い方が、大勢の人に助けられてより強い力を持つことさえあるのです。



 脱線気味の話を元に戻すと、元気と勇気が足りない人には、周囲の人が寄り添って、元気づける、勇気づけることが必要なのだと思いました。このことを指してエンパワーメントと言うのでしょう。

 さて、分かったところで、実際に実行することが大切です。周りの人をどんどん元気づけ、勇気づけていきまっしょい。




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2022/10/17
文責:福武 功蔵