第121回 バケーションを考えるの巻


 バケーションについて考えてみました。

 きっかけは、スパイファミリーという漫画を勧められて読んでみたら面白かったこと。スパイは仕事のことをミッションといいます。スパイが仕事、ミッションが任務とこれまで理解してきましたが、よくよく考えるとスパイはミッションしかしないので、仕事=ミッションです。

 仕事とミッションには言葉としての違いがあり、ミッションは頼まれて行う任務で、終わりがあります。ミッションを片付けたらバケーションに出掛ければよいのです。

 持続性があるという意味で、より健全な仕事観だなあと思いました。



 というわけでバケーションについてじっくり考えてみました。これまで考えたことがなかったです。学校で習わないし、バケーションの考え方のレクチャーも受けたことがないので、我流ですが、じっくり考えてみました。



 私はジンベイザメが好きです。海でプランクトンを食べるから世界は広く食べ物は無限にある。天敵もいない。人間以外に生まれ変わるとしたらジンベイザメと決めているのです。

 調べたら、メキシコのイスラ・ムヘーレスという綺麗なビーチのある島の近くに、大量のジンベイザメが棲息しているらしい。カンクンという別のビーチから船で出るシュノーケリングのツアーがあるようです。

 メキシコは地球の反対側だからたどり着くまでも大変そうですが、これがバケーションというものでありましょう。準備として、沖縄の水族館でジンベイザメを見てシュノーケリングの練習をしておくとよさそうです。

 と、考えただけでかなりぐったりしました。バケーションについて考えただけでぐったりするのは、私が初心者だからなのでしょうか。



 気を取り直してもうひとつ考えてみます。私はサッカーが好きです。小学校のときからボールを蹴り、高校は野球部に引っ張られてしまいましたが、遊びのサッカーは続けていて、40歳からチームに入ってサッカーをするようになり、今も少しずつ上達しているような気がします。

 サッカーには旬のチームというのがあり、今だとイングランドのリバプールFCでありましょう。現地の試合を見に行くのであります。

 試合がメインなので前泊、後泊くらいで少しリバプールの街を堪能すれば十分でしょう。有名なビートルズの横断歩道は調べたらリバプールではなくロンドンにあるようですが、ストロベリーフィールドとペニーレーンはリバプールに実在し、ビートルズがライブをしていたキャバーンクラブは復刻されたものがあり、その中でライブもあるとのことですから、このあたりを回れば楽しそうです。別にビートルズのファンではないのだけれど。

 と考えていると、やはりぐったりしました。体力を非常に使いそうだなあ、一人でも大丈夫かなあと、心配が多いです。バケーションを取るためには体力と仲間が必要なのかもしれません。ということで、体力作りから頑張ろうと思うのでした。

 


新着順一覧 − 番号順一覧 − 前を読む − 次を読む − トップページ


2021/11/20
文責:福武 功蔵