ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは、一昨日の夜、リンクがガノンを倒してしまいました。ゲームクリアです。
インパおばあさんが、もうガノンに勝てるから行けと言うので行ってみたら、勝てました。100年以上もの長い間ずっと、ゼルダ姫一人をガノンと戦わせているのは悪いなあという気持ちもありました。
正直、これだけクリアしたくなかったゲームは初めてです。まだ細かいクエストがたくさん残っているので、クリアした後の寂しさはないのですが、クリアしたくなかったなあ。
それで今朝書いたのが、第5回の「あたりまえの話の巻」です。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド、このゲームをプレイしていて、人生で大切なことに気付きました。
何で気付いたかというと、このゲームに出てくるボコブリンという生き物が、朝起きて狩りをして、夕方肉を焼いて食べて寝るという規則正しい生活をしているのを見たからです。
主人公のリンクを見つけると襲いかかってくるので、一応、敵なのですが、肉の丸焼きの前でうれしそうに踊っているところなど、可愛いところがあります。
誰かと一緒に食べる夕食は、とても美味しいものです。行きつけの店で夕食を食べるのも良いものです。
一人で寝ると、うまく寝付けずに夜更かししてしまいますが、誰かと一緒だと安心するからなのか、ぐっすり寝ることができます。おそらく昔からひとがそのように生活してきたからなのでしょう。
人間の本質は、結局のところ、ボコブリンと大差ない動物なのだと私は思います。ちがいがあるとすればその精神でしょう。動物の体に神の精神が宿る、それが人間が辿り着くところなのだと思います。動物であることを忘れないことと、神の精神を目指すことの両方が必要なのでしょう。
というふうに、人生で大切な営みと家族について気付いたので第5回の「あたりまえの話の巻」を書きました。
この「第5回」は、数学のリーマン予想が解決した場合に備えて長らく空き番にしていたのですが、リーマン予想はまだまだ解決しそうにありません。
最近気付いたのは、無限という存在を捉えるには、今の道具立てでは不足であって、虚数iのような新しい道具の発明が必要(私の考えでは、次元が不足していると思います。)だということです。
それでも、人生で大切なことに気付けたのは、私にとっては大きな財産でした。
ところで、ボコブリンがリンクを襲うのは、リンクがボコブリンの縄張りを荒らすからです。よく考えたらリンクが悪い。
平和に暮らしているボコブリンの群れを全滅させて、大切にしている宝を奪ってしまいました。その宝にしても、ガノンを倒すのに不可欠だったという記憶はありません。ボコブリンは赤い月が南中するたびに復活するとはいえ、リンクの行いが悪かったです。ごめんなさい。
2週目は、リンクが、平和に暮らしているボコブリンと一切戦わないでクリアできるよう、腕を上げようと思います。
追記:2週目を始めました。1週目とは考え方が全くちがいます。隠密行動ができるシーカー族の服を最初の村で買いました。高価なので1週目では買わなかったものです。蛍を大量に捕まえて部屋の中で放すクエストも初めてやりました。とてもきれいでした。