第61回 LJLオールスターの巻


 LJL初めてのオールスターを生観戦しに、渋谷のヨシモト∞ホールへ行きました。

 場所は以前近くのスポーツ品店へスパイクを買いに行ったときに通りかかったので知っていたのですが、入口を見つけるのに少し手間取りました。

 入ってみると1階と地下1階の2フロアを大胆に使った小ホールで、小劇団が公演で使う小劇場のような趣き。

 機材は最新のものが入っており、正面にディスプレイ3台と選手のブース。カメラは各チーム1台ずつと中央に1台。

 実況解説席は私が座っていた右手奥(上方)の席のさらに奥(上方)にあり、普通のPC2台にクライアントを起動して画面を見ながら実況解説が行われていました。

 30分程度の試合ですが、実況解説ともにずっと立ちっぱなしなのには驚きました。



 試合は最初から盛り上がりました。

 第一試合はボットレーンでRoki選手のカリスタが何度もキルされました。Roki選手の「やめてー」という声が響き渡り、会場は大爆笑。

 uinyan選手得意のモルデカイザーが活躍し、30分で50キルが生まれる激しい攻防の末に、育っていたケイルが試合を決めました。

 第二試合はEvi選手得意のサイラスが大暴れ。回復のWスキルとウルトを使いこなして相手を倒しまくり、4人がかりで倒しに来た相手も攻撃をかわして自陣の奥に引き込んで返り討ちに。

 第三試合は一方のチームギャラクシーが超プロテクトADC構成。カルマ、ジリアン、モルガナ、タリックがADCのDay1選手を守ります。

 得意のアッシュを使ったDay1選手が大活躍して歓声を浴びましたが、タンク無し構成のために終盤は味方が先に離脱し、孤立したところを倒されてしまいました。

 第四試合はイラオイ対ダリウスという集団戦キャリー同士の対決となり、ダリウスが圧巻のクアドラキルで勝利。

 この試合ではボリベアを使ったOdduGi選手の「おれ今パワースパイク!」コールが何度も響き渡り、会場は大爆笑に包まれました。



 普段はリーグ戦の真剣勝負を行っている選手たちが普段とは異なり楽しそうな表情でプレイするのを見せてくれて、

 またちがったLoLの楽しさを知ることができました。

 むしろ本来のLoLはこのようなものかもしれません。英語のLoLの語義のとおり、観戦している者も大いに笑いました。

 昨年は実況で今年はMCのKatsudionさんが、第三試合でサプライズ実況をする際に、階段を駆け上がって観客とハイタッチしてくれたり、

 第二試合以外ではBAN枠のチャンピオンの頭文字を使って視聴者にメッセージを送るなど

(それぞれTHANKYOU GG、AXZ GARIARU、TROLL CEROS)、演出もとても楽しかったのでした。

 


新着順一覧 − 番号順一覧 − 前を読む − 次を読む − トップページ


2019/3/30
文責:福武 功蔵