第1回 二大前提問題の一 我々は何者なのかの巻


 ようこそ。ここでは二大前提問題の一について解法を示します。

 1 ヴィトゲンシュタイン(1889−1951)は、哲学の問題は言語の問題であることを看破した。

 2 生物は外界の刺激に反応する。「腹が減った」などの内部的な事件にも反応する。

 3 コンピューター上に継続作動するプログラムは、以下の要素を満たす必要がある。

  (1) プログラムに終わりがないこと。

  (2) プログラムにエラーが生じた場合でもプログラムが終了しないこと。

 4 ゲーデル(1906−1978)は、次のような難しいことを述べている。

   自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できない。

   

   ここから、自己言及があれば、次元を超えることができるという結論が導かれる。

 5 乳児は手で自分の足を触って驚く。

以上。

 何のこっちゃ?と思われる向きもありましょうから、後日、解説を加えます。

 


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2013/7/15
文責:福武 功蔵