Windows8を入れたので、3TBのハードディスクを買ってみました。
外付けのハードディスクケースに3TBのハードディスクを差して初期化します。
初期化することで使えるようになるわけです。
さすがWindows8、すぐに外付けハードディスクを認識しました。
WindowsXPではこうはいきません。
WindowsXPでは、MBRというディスク管理方法を採用しているため、
2TBまでしか認識できないのです。
3TBのハードディスクを使いこなすには、
GPTというディスク管理方法を採用する必要があります。
Windows Vista以降のWindowsであればGPTが採用可能であり、
もちろんWindows8でも可能です。
…と、大変なことに気付きました。
3TBのハードディスクのはずなのに、746.39GBの容量しかない。
えっ、どういうこと?
調べたところ、外付けのハードディスクケースが古かったためだと分かりました。
早速最新のものを買って取り付けて事なきを得ました。
ただし、コマンドプロンプトを使ってディスクをクリーンする必要がありました。
これが結構大変だったので書き留めておきます。
1 コマンドプロンプトの開き方
デスクトップの画面を呼び出し、左下にあるフォルダのアイコンをクリックして開く。
フォルダの画面が開いたら、「マイコンピュータ」をクリックして、
Cドライブ(Windows8システムドライブ)を開く。
Cドライブの画面が開いたら、Altキーを押す。
そうすると変なアルファベットが登場します。
気になるのだが気にしないようにして、「ファイル」をクリックします。
こうして初めて「コマンドプロンプトを開く」というメニューが現れる。
…分かるかー!!
やはりWindows8の設計者が左遷されたのは妥当だったと思った瞬間でありました。
なお、ディスクをクリーンするので、
「コマンドプロンプトを管理者から開く」という方を選択します。
2 GPTディスクのクリーン(正常な状態へ戻すこと)
C:\>diskpart
と入力する。これでdiskpartというツールが立ち上がる。
…分かるわけがないでしょう、こんなの…
DISKPART> list disk
と入力する。
するとディスクの一覧が出て、GPTのディスクには「*」マークが付く。
ここでディスク2を正常にしたい場合は、
DISKPART> select disk 2
と入力する。
すると、
ディスク2が選択されました。
とメッセージが出るので、
DISKPART> clean
と入力すれば、
DiskPartはディスクを正常にクリーンな状態にしました。
とメッセージが出て完了です。
ディスクはGPTで初期化されるよりも前の状態、
つまり未だ初期化されていない状態に戻っています。
データなどが入っていても全て消えてしまうものと思われます。
最後に、
DISKPART> exit
と入力すればツールが終了します。
なお、ディスクを選択した状態で、
DISKPART> list disk
と入力すると、GPTディスクに128MBのパーティションができていることが分かります。
ここでディスクの管理を行っているのであろうな。