第10回 絶賛、ライアーゲームの巻


 テレビドラマ版「ライアーゲーム」と、その映画版を見ました。

 これは、大傑作ですよー。面白いなんてもんじゃないです。

 去年から今年、わたしの中ではもうライアーゲーム一色だったと言っても過言ではありません。

 今年に入って、スペックとか他のドラマも面白いのですが…

 ライアーゲームは群を抜いてすごい!!

 原作は、この新しい脱出劇…神崎ナオが陥った窮地を秋山深一が解決するというプロット(骨格)に

 爆発的な爽快感があります。

 ドラマ版、そして映画版は、この素晴らしい原作を超えるという強い意気込みで制作され、

 そして、緻密で強固な原作のプロットの上に新たな仕掛けや演出を加えるという試みは、大成功を収めたのでした。

 役者もすごいです。

 主演の松田翔太、戸田恵梨香の他に、フクナガ役の鈴木浩介、ヨコヤ役の鈴木一真が素晴らしい。

 どちらも原作とは全く異なる設定なのですが、原作を超えたのではないかと思わせるハマリ振りです。

 ヨコヤはとてもかっこいい悪役で、もっと活躍してほしかったですねー。

 ライアーゲーム事務局エミー役の吉瀬由美子もとてもきれいな人で、

 作品の謎の雰囲気を表してくれています。

 そして一番すごいのが映像とシンクロした音楽です。わたしはサントラを全部買いました…

 もちろん、信じるか信じないかは、あなたたち次第ですが。




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2012/11/13
文責:福武 功蔵