初出場のWorldで、日本のチームDFMが大きな爪痕を残した試合です。
DFMはYutaponが、かなり練習していたというヴァルスをピック。
Eviがアーゴット、Cerosがジグスという得意チャンピオンをそれぞれピック。
Stealはシンジャオ、Vividはタムケンチで、他のチャンピオンとの構成のバランスを取ります。
開始5分、DFM(青チーム)Eviのアーゴットが、レベル6になった瞬間に1対1を仕掛けます・・・
ここはカバーしていたC9(赤チーム)の勝ち。
マナ不足でウルトが撃てず、アーゴットはデスしてしまいましたが、Eviの積極的な姿勢が光ります。
そう、DFMはチーム全体として積極的に仕掛けていくのでした。
7分、Midの状況。
レベル7になったイレリアが圧力をかけますが(レベル6でウルトを覚えるのでキル能力が格段に上がる)、
ジグスは遠くからファームしてこれをいなします。
C9の二人は、ジグスが近付いてこないので何もできません。
その直後・・・
キンドレッドがリコールしている隙に、DFMは相手ジャングル内の青バフをジグスに渡すことに成功。
9分、今度は、自陣ジャングル内の青バフを取りに来たキンドレッドへ襲いかかります。
Eviのアーゴットがキンドレッドへの強烈なカウンターに。
キンドレッドのウルトは魔法陣上ではデッドしないというものですが、
アーゴットのウルトで魔法陣上からキンドレッドを引き剥がしています。
この両者の戦いは、このゲームの最後まで続きます。
13分、リフトヘラルド周辺で集団戦が起こります。
集団戦は3キル対1キルでDFMの勝利です。
DFMはすぐにMidへ。
DFMは相手チームよりも先にタワー、それもMidの1stタワーを破壊します。
15分、DFMはBotの1stタワーも破壊。
16分のMidレーン、信じ難い出来事が起こります。
C9がイレリアをピックしたのは、対面するジグスのカウンターとしてMidレーンにプレッシャーをかける目的がありました。
それなのに、DFMは連携して、反対にイレリアを倒してしまいました。
18分、ドラゴン周りでC9が集団戦を起こします。
C9は集団戦に自信がありました。
それは、リサンドラ、イレリア、アリスターというCC(行動妨害スキル)が豊富なチャンピオンがそろっていたからです。
しかし・・・
Eviのアーゴットの活躍でDFMが勝利。Vividのタムケンチは勇み足でしたが、攻める姿勢を見せてDFMが試合を優勢に進めます。
20分、DFMはTopの1stタワーを破壊。
22分、バロン周りでの集団戦。
仕掛けたのはC9。DFMのジャングラー、シンジャオを狙っていきます。
Cerosのジグスの活躍で、2キルを獲得したDFM。
Vividのタムケンチも効いていました。
DFMは数的有利を活かしてバロン狩りに成功します。
25分、バロンバフを持って攻め上がるDFMに対し、C9が集団戦を仕掛けます。
C9はアリスター、リサンドラ、イレリアがCC(行動妨害スキル)を展開し、
カイサがダメージを出しやすい状況を作ることに成功しますが・・・
双方2キルずつですが、DFMはMidのインヒビター破壊に成功します。
28分、DFMはBotの2ndタワーを破壊して3rdタワーに迫ります。
ここではStealのシンジャオの活躍が光りました。
集団戦は双方1キルずつでしたが、DFMはテレポートを使ってBotのインヒビター破壊に成功します。
ゴールド差は6000ゴールド。ワールドクラスの強豪C9相手に、日本のチームDFMが大きな優位を築き、世界に爪痕を残しました。
この後?この後は、C9にスーパープレーが出て、DFMは敗れてしまいます。
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