大宮アルディージャがJ1残留を決めました。
9月1日の第24節から11月24日の第33節までの10試合を5勝0敗5分け。天皇杯も2勝(0敗)です。
監督はズデンコ・ベルデニック。
低迷期のジェフ千葉(当時はジェフ市原)を優勝争いするチームへと変貌させた手腕が評価されています。年間3位だったかな。
ベルデニックの次の監督がオシムで、同じく年間3位でした。
わたしは、このとき、大きな間違いをしてしまいました。
ベルデニックの功績が続いていただけだと思って、オシムの試合に注目しなかったのです。
だからオシム・ジェフの試合をほとんど録画していない。。
これはサッカーファンとしては悔やんでも悔やみきれない大失敗でした。
そういうわけで、オシム・ジェフの試合を録り逃したことを深く悔いているわたしは、ベルデニックに言いたいことがあるのでした。
ベルデニックが有能だったからいけないのだと。
ベルデニックが無能な監督であれば、オシムに注目できたはずなのにー。
話を戻して。
有能なベルデニックは大宮を残留させました。
うれしいのは、渡邉大剛を重用してくれたことです。
渡邉大剛が信頼されて気持ち良くプレーしていることは、プレー振りからもよく分かります。
この前の試合ではスルーパスも出していたし、笑顔も出ていました。
渡邉大剛は中盤で何でもできる、真の最強MFの一人だと思います。
最初に見たのは京都サンガ時代でした。
雨の日の試合でしたが、渡邉大剛は強烈な覇気を放っていました。
年長者に対しても全く遠慮しない感じ(^ ^)
技術やスピードがあるだけでなく、1対1の局面で負けないぞという精神の強さを持っていました。
京都から移籍してサイドバックでの起用が続きましたが、クサらずにやってきたのが良かったのだと思います。
ようやく信頼できる指揮官を得て、今は水を得た魚のような活躍です。
強い精神を持った選手はあと何人かいます。
今年うれしかったのは、浦和の鈴木啓太と梅崎司がコンスタントに試合に出られたこと。
浦和のチーム成績も上向き、梅崎は得点にもよく絡みました。
この二人も強い精神を持っています。
鈴木啓太は周囲を活かす動きに、梅崎は1対1に長けています。
今後の埼玉ダービーが楽しみです。